2008年1月29日
地域を愛する太鼓の響き
1月26日土曜日、高知県の土佐和太鼓文化研究所『一響館』が主催する和太鼓コンクールに審査員長として招かれました。出場したのは、青少年の部に14団体、一般の部に11団体の計25団体。演奏が終わり、それぞれの団体の皆さんが一様に口にするのは「太鼓が上手くなるよりも、太鼓で自分の住む地域を元気にしたい」という言葉。そういえば、このコンクールを主催している『一響館』の設立趣旨は「交流親睦、切磋琢磨、社会貢献、地域づくり」でした。代表の明神宏和先生は、もとは中学の校長先生を務められ、およそ50年にわたって高知県の生涯学習指導に携わってこられた徳の高い人物。太鼓を通して、先生の教えがしっかりと土佐の人々に伝えられていることに感動しつつ、太鼓の力と可能性をあらためて感じた一日でした。
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