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2008年4月16日

成田山太鼓祭


 4月11日から13日まで、千葉県成田市の成田山新勝寺一帯で、恒例の「成田山太鼓祭」が行われました。今年は第1回の開催から15回目の節目の年、しかも新しい総門のお披露目も兼ねた記念の祭りでもあり、いつにも増して心弾む参加となりました。


 初めて仰ぎ見る新総門(写真1)は、見事な赤ケヤキをふんだんに使い、さすが成田山にふさわしい堂々たる威厳を見せてそびえていました。美しい玉杢が浮かんだ支柱(写真2)は、直径40cmはあろうかという豪壮さ。その上の唐破風の大屋根は心憎いばかりに美しい曲線を描き、スケール、デザイン、重厚さともに、後世に残る立派な門構えです。この素晴らしい空間が今年の太鼓の舞台と思うと、いやがうえにも気が高ぶります。


 11日は総門前のステージで前夜祭。12日・13日は、千葉県を中心に全国から駆けつけた、のべ45の太鼓チームが、境内といわず参道といわず「われこそは」の勢いで太鼓の競演。それを見守る観客もどこから集まったのかと思うほどの大群衆(延べ15万人)で、あたりはまさに祭りの賑わい。ことに13日は朝からあいにくの雨模様にもかかわらず、帽子、手袋、雨ガッパと、防寒防雨スタイルに身を固めた人々が、朝早くから千願太鼓(500人演奏写真3.4))が始まるのを待っていました。その光景を見て、15年にわたって太鼓祭りを継続してこられたスタッフの皆さんの情熱と実績、そして人の心をとらえる太鼓の不思議な力を、あらためて実感しました。いろんな意味で感動を味わった三日間。みなさん、来年もまた成田山でお会いしましょう。

新総門
(写真1)新総門

美しい玉杢が浮かんだ支柱
(写真2)美しい玉杢が浮かんだ支柱

千願太鼓
(写真3)千願太鼓

千願太鼓
(写真4)千願太鼓

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