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2008年7月 3日

通り過ぎる日々の中にて

 

 6月20日の梅雨入り以来、ほとんど雨らしい雨も降らないままに、気がつけばもう7月。時はまさに駆け足で通り過ぎて行くようです。


 こうしたあわただしい日々の中でも、折々に心を立ち止まらせてくれるのが、日本に古くから受け継がれてきた年中行事。今月はまもなく七夕で、心得た社員の一人が資料館の玄関と新響館の入り口に笹竹をしつらえてくれました。


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社員それぞれが願いごとを書いた色とりどりの短冊を笹の枝に結びつけ、私も一句。
 「早かしき おもいめぐらす 七夕や」 
お粗末でした。


 さて、先週の金曜日、6月27日には、思いもかけずに御諏訪太鼓宗家・小口大八翁の訃報が届いて大変気落ちしました。8月に東京の青山劇場で「小口大八、阿修羅の世界」を開催する予定でいたのですが、これを「小口大八追悼公演」にきりかえ、盛大に太鼓を打ち鳴らして翁のご冥福をお祈りするつもりです。多くの皆様がご来場くださるよう、心からお待ちしております。

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