2008年11月12日
新しい人生への出発と、伝統芸能の継承
先週金曜日の7日、横浜の知人が銀座で「生誕60周年を祝う会」を催しました。「還暦」とせず「生誕60周年」としたところがなんとも小粋ですが、パーティーの内容もなかなか小じゃれた演出。本人は 音楽関係の会社に勤務するかたわら、ドラムスの腕も玄人はだし。パーティーはまず二人の息子さん娘さんとのドラムの競演で幕を開け、ゲストのプロドラマーも交代で演奏。美空ひばりの「真っ赤な太陽」や「山本リンダの「ねらい撃ち」など懐かしいメロディーが次々に飛び出し、私もしばし青春時代にタイムトリップしながら楽しいひと時を過ごしました。生誕60年という節目の時を迎え、これからがじっくりと人生を楽しむ時間。どうかお体を大切に、人生の後半の物語を紡いでください。
二日おいて9日は、九州の諫早市で開催された「第五十回九州地区民俗芸能大会」に招かれ、太鼓に関する講演をさせていただきました。「伝統、伝承、優美の共演」と銘打ったこの大会には、九州各地からおよそ8の無形文化財指定の伝統芸能保存会の皆さんが参加。太鼓の管理とメンテナンスの実演ではたくさんの質問が寄せられ、またそれぞれの地域で伝統芸能を守る皆さんの誇りやご苦労なども間近にうかがいました。こうした機会をいただくにつけ、日本の文化の豊かさを実感するとともに、自分に何ができるのかを模索するばかりですが、とにかく私でお役に立つことなら精いっぱいのお手伝いをさせていただきますので、これからもどうぞよろ しくお願いいたします。
知人の「生誕60周年を祝う会」
「第五十回九州地区民俗芸能大会」
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