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2009年4月18日

今年も盛況だった「成田太鼓祭」と、神戸に生まれた新しい太鼓


 全国的に晴天に恵まれた今月の11・12日、千葉県の成田山新勝寺とその表参道を舞台にした「成田太鼓祭」の第21回が行われました。今年も関東を中心とした各県の太鼓や日本の伝統音楽の団体が多数出演し、観客も昨年よりさらに ふくれあがっていたように思います。成田山周辺一帯の地域おこしの一環としてスタートしたこのイベント、年に一度の開催ながら、今では地域の経済活性化に欠かせない行事となったようで、参道の商店街にも夜遅くまで活気がただよっていたのを嬉しく眺めました。

 またこの祭の呼び物の一つで、新勝寺大本堂前で繰り広げられる「千願華太鼓」は、一日目に約500人、二日目に600人の打ち手が参加。とくに二日目の600人揃い打ちは胸のすくような豪快な響きで、御本尊の不動明王もさぞや喜んでおられたことでしょう。来年もまた、地元の皆さん、打ち手の皆さん、声をかけてくださった参拝の皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
成田山太鼓まつり

成田山太鼓まつり
成田山太鼓まつり

 明けて今週の水曜日15日は、神戸から二人の爽やかな若者を迎えました。うかがったところでは、神戸西高校を卒業後に大学に進学したものの、太鼓に専念したいがために中退。今は二人でデュオを組んで活動しているとのこと。太鼓にかける夢と希望をすがすがしく語る彼らに心からのエールを贈るとともに、良い歴史を重ねていくよう願ったひと時でした。
神戸の若者
神戸の若者 撥撥

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