2009年11月26日
駆け足の11月
まるでカレンダーと競争しているように、またたくまに一日一日が過ぎていく日々、ふと気がつけば11月ももう終盤。いやはや、このブログを記すおかげでなんとか我が身の行動を振り返ることができているものの、そら恐ろしいほどに早い時の過ぎようです。というわけで、今月の覚書を。
11月3日、大阪で「リズミックボクシング」という新しいフィットネス事業を成功させた(株)リタムさんの設立15周年記念イベントへ。ボクシングのBGMに太鼓を使い、リズムに合わせて体を動かすスタイルは、音楽とスポーツを組み合わせた新しいタイプのボディワーク。目を輝かせて汗を流す会員の皆さんに圧倒されながら、太鼓のさらなる可能性を実感したひと時でした。
6日は、フランスに暮らす三女一家が久し振りの帰省。まもなく1歳になる孫の太陽君の笑顔に目尻も下がり気味。
9日から15日までは、白山市と姉妹都市関係を結んでいるオーストラリアのペンリス市へ文化交流の旅。白山市からの一行25名のほか、同じく姉妹都市である藤枝市から46名、それに中国と韓国の使節団も加わり、現地で太鼓やダンス、胡弓、歌舞劇などを披露しました。その中で、藤枝市のダンサーのリーダーが、舞台が終わるとすぐにVTRをチェックし「メンタルな部分の表現ができていない」と厳しい表情でメンバーに活を入れていました。それを聞いて、技術だけでなく、人間性や内面の表現がいかに舞台に反映するかをあらためて教えられた思いで、若いリーダーの毅然とした姿に深く胸を打たれました。
行程最終日はシドニーに移動。現地の和太鼓グループ「taiko'z」の道場で焱太鼓がワークショップを実施。ペンリスでもシドニーでもtaiko'zの評価は高く、長いおつきあいのある私としては、自分のことのように誇らしい気持ちでした。皆さん、これからも頑張ってください。
帰国から1週間目の22日は、浅野太鼓の東京支社を兼ねた太鼓スタジオ「響和館」が主催する第2回目の発表会「響和祭」へ。会場の青山円形劇場には早い時間からボランティアスタッフの皆さんが応援に駆けつけてくださり、楽器の搬入から会場整理、受付など手際よく進めていただきました。次女の町子に切り盛りをまかせ、地道に運営してきた響和館でしたが、どうやら素晴らしいスタッフと会員に恵まれたようです。皆さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
翌23日、埼玉で「批魅鼓」さんの創立20周年記念コンサート。満席の観客に見守られた舞台は、代表の斎藤武さんの「批魅鼓をオンリーワンの太鼓チームに」という心意気が切々と伝わり、ゲストのヒダノ修一さん、林田ひろゆきさんも大奮闘。批魅鼓の成長ぶりをしっかり実感した記念公演でした。
この日はほかに、豊田市で「しだら」20周年公演、兵庫で「氷ノ川太鼓」さんの20周年公演、京都で「和太鼓 悳」のコンサートがあり、社員で手分けしてお邪魔しました。それぞれに心に残る熱い舞台だったとのことで、皆さん、本当にお疲れさまでした。
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