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2011年2月 9日

長友選手と和太鼓

 今話題のスポーツ選手といえば、なんといっても野球の斎藤佑樹投手とサッカーの長友佑都選手でしょう(今気づきましたが、二人とも「佑」の文字が同じ!)。
斎藤選手は日本ハムファイーズに入団早々1軍扱いで、キャンプ地の沖縄には連日斎藤選手目当ての大勢のファンが詰めかけている様子。一方の長友選手はイタリアの名門インテル・ミラノに移籍し、わずか3日後にイタリア1部リーグのローマ戦でデビューしてレオナルド監督から高い評価を受けたことは皆さんもご存知のことと思います。

 その長友選手に関して、嬉しい記事を日本経済新聞スポーツ欄に発見。見出しは「太鼓の達人の立身出世」。

日本経済新聞
日本経済新聞より
記事によれば、明治大学に入学直後は故障が多くてレギュラーどころかベンチにも入れなかった長友選手。スタンド席に回って太鼓を叩いて応援していたが、そのリズムがあまりにも力強く歯切れが良かったために、またたくまにサッカー場の名物になったとか。
 また日本代表時代は人一倍熱心に体幹トレーニングと骨盤を立てることにトライし、スポーツにおいて重要な骨盤を起こす「白樺のポーズ」(両足のかかとをつけたまま、つま先を外に開いて立つ)が最初からできたとのこと。不思議に思った岡田監督がたずねたところ、長友選手は子供のころから和太鼓を習っていたことを告げ、旧知の和太鼓奏者から「和太鼓も骨盤を立たせないと叩けない。そこが一番鍛えられるところ」と説明を受けて納得したそうです。

 なんと、ちょっと大げさに言えば、和太鼓の効用が世界に通じる長友選手を生み出した! そう考えると、本当にわくわくしますね。できることなら私も太鼓をかついでイタリアまで応援に行きたい心境です。長友選手がんばれ!!

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