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2011年2月21日

太鼓がつなぐ嬉しい旅、倉敷から東京へ

 結婚式というのは、何度出席してもそれぞれに感慨深いものですね。一昨日の19日、倉敷の山部泰嗣君と、我が社で3年余り事務職と太鼓教室の講師、さらに演奏者も兼務していた岡崎寿沙さんが結婚されました。110222.jpg

 倉敷市でおこなわれた披露宴には全国からかけつけたおよそ150名の招待客が臨席され、会場には新郎新婦が並ぶ雛壇のほかに大きな舞台も設けられて、「ゆふいん源流太鼓」や「三宅島芸能同志会」、今福優さん、「鼓童」の藤本吉利さん、そして寿沙さんが所属していた「緑光」など、招待客の皆さんによって次々にお祝いの太鼓が打たれました。私は新婦のお色直しのあとの再入場の際に父親代わりの介添え役として、新婦の手をとりながらスポットライトの中を歩くという大役を務めさせていただきました。いやはや、実の娘とも腕を組んで歩くなどしたことがないのに、照れくさい限りでしたが、お陰様で私にとっても一生心に残る披露宴となりました。泰嗣君、寿沙さん、どうか末永くお幸せに。

 同じ日、静岡県の御殿場市では、社会福祉法人富岳会の理事長、山内令子さんの叙勲の祝賀会が開かれました。富岳会は心身に障害を持つ人を中心とした10の福祉施設を運営し、山内理事長は今から34年に日本で初めて障害者の機能訓練や精神的ケアに太鼓を取り入れられた偉大な先駆者です。その長い実績と功績が讃えられ、昨年の秋に瑞宝双光章を受章されたのでした。本当におめでとうございました。これからもますますお元気でご活躍されますよう祈っております。
 続く20日、東京蒲田を拠点に「荏原流れ太鼓」として太鼓演奏と指導を進めている「ひびき会」の新年会が催されました。会場には宗家湯澤孝一郎主宰の門下ほか約100名が集い、和気あいあいのうちに各自の新年の決意が語られました。若い皆さんの頼もしい熱気に元気をもらい、楽しいひと時。今年のいっそうの飛躍を楽しみにしています!

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