2012年1月21日
65歳の覚悟
早いもので1月ももう下旬にさしかかり、今年も年明けから多くの皆さんが訪ねてくださいました。秀明太鼓の大島章さん、元打打打団天鼓の小島功義さん、林英哲さん、神戸の木村優一さん、八丈島の菊池隆さん、名古屋の梅村幸生さん大阪の野井博さんなど。新年にお客様を迎えるのはことのほか嬉しいもので、わざわざ北陸まで足を運んでくださった方々に、心より感謝しています。
さて、関東ではこの冬一番の寒さとなった20日、茨城県で開催された銘木市場の初市に出かけました。年々少なくなっているケヤキの原木ですが、今年は3尺以上の大径木が数本入荷しており、ほぼ希望通りの良い原木を落札することができました。木材市はもちろん材木を競る場所ですが、ここに集まる人々の巧みな駆け引きにふれるのも実は一つの楽しみであり、さまざまな人間模様に社会の縮図を見る思いでした。
それにしても、氷雨降る、なんと寒い一日だったことか。それもそのはず、翌21日は暦の上では一年でもっとも寒いといわれる大寒。幸い、北陸の今年は雪のないおだやかな大寒。そして私の65回目の誕生日。65歳というのは、どうしたものか、これまでの誕生日とはまったく違う重みを感じるもので、これからの会社のありよう、我が身のありようなど、いよいよ臍(ほぞ)を固めて形にしていかなければならないことどもをつらつら考え、早朝6時に水風呂で身を清めて65年目の人生をスタートしました。厳しい一年になりそうですが、先を見誤ることなく頑張っていきたいと思います。
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