2012年7月11日
北海道和太鼓サミットで気持ち新たに
先週末の8日、北海道の室蘭市で「北海道和太鼓サミット」がおこなわれました。第1部が「和太鼓の普及と継承活動」をテーマとしたシンポジウム、第2部が「和太鼓の世界」と題するコンサートで、シンポジウムでは公益財団法人日本太鼓財団北海道連合会長の貝塚勝一さん、国際太鼓連盟会長坂井猛志さん、北海道太鼓連盟今井和男さん、国立劇場の元日本の太鼓プロデューサーの茂木仁史さん、私しと5名が参加して議論を交わしました。
太鼓サミットといえば、今から20年前に沖縄で開催された「沖縄和太鼓サミット」を思い出します。 当時、沖縄では本土の和太鼓はまだまだ認知度が低く、普及は困難に思われましたが、その時に結成された太鼓チーム「沖縄若太陽(おきなわわかてぃーだ)」が、今年めでたく創立20年の節目を迎えました。先日、会の記念式典が行われました。結成から20年の間のあれこれを懐かしく思い出しています。
沖縄と北海道、太鼓を取り巻く環境は違えど、20年前も今もそれぞれに問題を抱えている状況に変わりはないようです。しかし、こうして多くの皆さんと意見を交わし、知恵を出し合い、「和太鼓文化のさらなる振興と発展」という共通の目標に向かって、これからもともに頑張っていきたいものです 。
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