2013年6月17日
響和祭にかかわってくれたすべての皆さんに感謝!
9日、東京の練習場「太鼓の里響和館」が、川崎のすくらむ21で太鼓教室の生徒さんの発表会「響和祭5」を開催しました。平成19年に響和館を開館して以来、第5回目となる今年は、12人の講師の先生と200数十人の生徒さんが参加されました。
午後1時30分のオープニングから7時のエンディングまで、舞台で演奏された演目は32。講師の皆さん、出演者の皆さん、そしてスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。「よくやった!」の一言です。
とくに講師のお一人である小川ひろみさんは前日にアキレス腱切断というアクシデントがあったにもかかわらず、手術を後回しにして、患部を固定してご自分の教室の生徒さんと一緒に舞台に立ってくださいました。その責任感の大きさには、ただ頭が下がるばかりです。
ほかの皆さんも、大なり小なりのハードルをやりくりして、この日の舞台を盛り上げてくれたことでしょう。あらためて響和祭にかかわったすべての皆さんに、心からの感謝を捧げます。どうもありがとうございました!
2013年6月 5日
新たな気持ちで浅野太鼓404年目に挑む
昨2日、青梅市で「鼓代神」の旗揚20周年記念公演が開かれました。ここの皆さんとは長いおつきあいになりますが、昨日の公演を拝見し、あらためて感心したのは、若いメンバーが太鼓ばかりでなく、歌、踊りと、いろんな芸を身につけ、生き生きと舞台の上で輝いていることでした。
また代表の伊藤芳男さんの郷里の秋の思い出を綴った曲「沢内想秋」もしみじみと味わい深く、20年の年輪を感じさせる公演でした。「三十にして立つ、四十にして惑わず」という言葉がありますが、伊藤さん43歳にして鼓代神を立ち上げられた時には、大きな勇気を奮ったことでしょう。その惑いのない決断が、今、若いメンバーを育て、志が受け継がれているのです。これからもますますのご発展を楽しみにしています。
そして今日6月3日は、我が社の創立記念日。創業から404周年目のありがたい朝を迎えました。この404年のうち、私が知っているのは十四代の新兵衛、十五代の新太郎、十六代の義雄のみにて、それ以前のご先祖さまはどのような人物か思いをめぐらすばかりですが、よくぞこれまで系譜をつないでくださったことと、あらためて感謝を捧げた朝でした。
同時に、昨今のように業績がはかばかしくない状況は社業の運営にひとしおの重責を感じますが、鼓代神の伊藤さんの一心に太鼓を打ち込む姿にふれ、「どうした、ガンバレ!」と勇気をもらったような気がします。今日の記念日を踏み切り台として、また新たな気持ちでこの一年、精励してまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。