2013年7月 4日
アメリカで田中誠一さんの足跡と、巨大なメタセコイアに感動
先月23日からアメリカを訪れ、まずは「サンフランシスコ太鼓道場」を主宰されている田中誠一さんの古稀を祝うパーティーにお邪魔しました。
サンフランシスコで40数年にわたって太鼓を広め、一つの文化として根づかせた田中さん。パーティーにはその間の努力を物語るように多くの人々が祝福に訪れ、あらためて田中さんの偉大さを実感したひと時でした。
翌日は、ロサンゼルスに移動。今月25日にトーランスにオープンするASANO TAIKO U.Sスタジオの完成に立ち合いました。施工は石川県に縁のあるウェストウィング社、社長榑松寿延様の親身な工事をいただき、満足のいく仕上がりになっていました。
我が社にとっては404年の社歴の中、初めての海外進出であり、ASANO TAIKO U,S社の社長浅野勝二と樹里亜が常駐し、現地スタッフとともに頑張って欲しいと願うばかりです。
その足でヨセミテ国立公園に林立するマリポサ樹林に向かい、メタセコイアの巨木と対面。スギ科の落葉高木で、基底直径が12メートル、樹林で一番高い木はおおよそ80メートル、地中30〜35mほどに梢をそびやかす木を見上げれば、地球の創生期からここに根を下ろしている存在感にただただ圧倒されるばかり。
永遠の生命力に間近でふれ、たとえ小さな木でも一本一本を大切に、決して無駄にしないよう太鼓をつくっていかなければいけないと、あらためて自然の偉大さを心に刻んだものでした。
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