2013年8月29日
あわただしくも充実の8月でした
ようやく朝晩いくぶん涼しい風を感じるようになった今日このごろですが、まだまだ残暑は続きそう。皆さん、どうか体調管理に充分ご留意ください。
さて、8月は各地でたくさんの太鼓関連イベントが開かれました。お邪魔したイベントを順にご紹介します。
◆8月11日鳥取市「因幡和太鼓の祭典」
鳥取市のまちおこしイベントで今年からスタート。市民の反響は上々で、来年も継続される見込みとうかがいました。 スタッフの皆さん、どうか頑張ってください!
◆8月23日〜25日 北海道登別市「第50回地獄まつり」
登別温泉の温泉街を会場にしたイベント。温泉を噴出する地獄谷にちなみ、赤鬼・青鬼、閻魔大王などのキャラクターも登場。メインストリートの極楽通りは3日にわたって太鼓が鳴り響きます。旅館「第一滝本館」所属の「北海いでゆ太鼓」のメンバーであり、兄妹チーム「和太鼓ZINKA」メンバーでもある金澤仁裕・綾花の兄妹が、「北海太鼓」を創立して北海道に太鼓を広めた故大場一刀さんの技を継承して次世代につなげようと頑張っています。帰途、大場さんの直弟子だった蛎﨑さんが体調を崩されていると聞いて寄り道。なつかしいお顔に対面しました。どうか一日も早く全快されるよう祈っています
◆8月24日 新潟県佐渡島「アース・セレブレーション」
例年のように、多くの海外の人たちで賑わっていました。 佐渡ヶ島の振興と地域活性化の起爆剤に心より声援を送ります。 天候不順の中での公演、出演者、スッタフ、ボランティアの皆様ご苦労 さまでした。
◆8月25日 石川県白山市「秀明太鼓 神の音霊」
秀明太鼓と、名手・藤舎名生さんの笛とが醸す幽玄な演奏にただ感動あるのみ。この道一筋に極めた人の芸とは、これほどに聴き手の心を打つものか。会場を圧する気魄と清澄な空気感、胸にしみいる音霊、そして幻想的な照明の演出。まさに神業にふれたような至福のひと時でした。
今年は、ゆっくりと盆休みをとり、気ままに過ごした4日間。ひさしぶりに命の洗濯をして鋭気を養ったので、また気合いを入れ直して精励します。皆さん、どうかよろしくお願いいたします。
この後、 与一太鼓さん20周年、ぎふ早田太鼓の会25周年におじゃまいたします。
2013年8月 5日
Asano Taiko U.S.いよいよ開店!
昨年から開設に取り組んでいた浅野太鼓のアメリカ拠点、Asano Taiko U.S.が、7月25日、竣工式とオープニングを迎えました。26日から28日まで、オープニングイベントとしてワークショップやコンサート、太鼓の特別価格販売などを行い、ワークショップには約300名、コンサートには約220名のお客様が来てくださいました。
竣工式 Katsuji Asano Yuta Kato
Julia Asano
予想を超えたたくさんの来場者は、地元ロサンゼルスはもちろん、サンフランシスコ、サンノゼ、ボストン、ミズーリを始め、カナダやハワイ、さらにアルゼンチン、イギリス、ベルギーなどからも来られ、興味のあるものにはやすやと国境を超えて行動する海外の人々の積極性に驚かされました。
開講式 スタッフの皆さん
大太鼓ワークショップ Yuta Kato ワークショップ
田中先生ワークショップ 店内の様子
ボストンマラソンでお世話になった 元気スパークさんよりの頂き物
そうした皆さんの熱意に応えるべく、こちらも日本から応援に駆けつけてくださった鼓童の藤本吉利さんと容子さん、島根県の今福優さん、末長愛さん、堂本英里さん、木村俊介さんの情熱的なコンサートはとても大好評でした。また、これから現地で指導にあたってもらう若いトレーナーの音楽性にすぐれた技術を目の当たりにし、今後のアメリカの太鼓が少しずつ変化していく予感を感じました。それにつけても、Asano Taiko U.S.がトーランスにしっかりと根を下ろし、末永くかわいがっていただけるよう、スタッフの健闘を願うばかりです。
皆さんもロス方面にお出かけの際は、ぜひお訪ねいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。