2013年9月 9日
2020年東京オリンピック開催決定に思う
本日早朝、2020年の夏季オリンピックが東京で開催されることに決まりました。決定の朗報に歓喜する日本勢の姿をテレビで眺めながら、私の脳裏には1997年のモナコでの光景がよみがえってきました。その年6月、モナコで2005年「愛知世界博覧会」(通称「名古屋万博」)誘致のプレゼンテーションが行われ、日本代表として「焱太鼓」が太鼓の演奏に臨んだのでした。最後まで開催地を競ったスペインは見事なピアノ演奏を披露し、焱太鼓は日の丸をイメージさせる白と赤のドレスで大太鼓に渾身の思いを込めた舞台。その結果、愛知開催が決まった時のあの嬉しさは、今も昨日のことのように思い出されます。
それにつけても、1964年の東京オリンピックの際、関連行事として日本の伝統芸能を紹介する「芸能展示」で和太鼓が世界に認知されるきっかけをつくったように、2020年オリンピックでもさまざまな行事に太鼓が登場できれば、なんと嬉しいことでしょう。ぜひともそんな機会が実現されるよう願っています。
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