2014年1月22日
六文字の人生訓 「打てばひびけ」
今年も全国の皆さんからたくさんの年賀状をいただきました。太鼓をつくらせていただき、それをお買い上げいただき、さらに年始のご挨拶までいただけるとは、なんと有難いことか。この場を借りて心より御礼を申し上げます。
いつのまにか松の内も過ぎて、ようやく年賀状の整理を終わった今日このごろ、今年も西川某さんからのハガキもありました。白山市の隣の野々市市に住まれ、数十年にわたって我が社を応援してくださっている古老で、すでに90歳を過ぎておられます。毎年、心に残るお言葉をしたためてありますが、今年はとくに心に響くものがありました。
「打てばひびけ」西川さんは第二次大戦中、航空機整備に従事し、その時の上官からよく言われた言葉だそうです。どんな時にも機転を利かせ、物事に即応せよとの意味で、その言葉から太鼓をつくっている我が社に特別の思いを持ってくださっていたようです。私たちは仕事柄「打てばひびけ」の言葉をそのままストレートに解釈しがちですが、西川さんが教えてくれたような深い意味もあることにあらためて気付いた次第です。西川さん、ありがとうございました。
窓の外を見れば時折雪がちらつく寒さの中、昼前には長野県から「信州和太鼓集団鼓城」の皆さんが革張り替えのために来てくださいました。今年で結成45周年とのこと。2月には北海道の「根室太鼓」さんが結成40周年を迎えられ、それぞれに太鼓文化創生期のころから活動を続けてこられたことを思うと、ただただ頭が下がるばかりです。どうかこれからもますますのご発展を願うとともに、我が社もどのお客様に対しても「打てば響け」企業を目ざして頑張ります!
2014年1月 6日
2014年正月 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます。皆々様とも、お健やかに新年をお迎えのことと存じます。
私はと言えば元日早朝から、かねてより尊崇する白山比咩神社の「歳旦祭」に詣出ました。全国におよそ3千の末社をもつ「白山さん」のこと、午前5時からの式典には300人は越すかと思う参拝客が拝殿の広間に詰めかけ、おごそかな祝詞奏上につづき、笛と拍子木の伴奏により全員で「君が代」を斉唱しました。まことに格別の心地して、どうか今年一年大過なく過ごせるよう心からの祈願を捧げたひと時でした。
なにはともあれ、本年も精いっぱい励んでまいりますので、どうか引き続きのお引き立てをよろしくお願いいたします。