2014年3月 5日
端午の節句もおわり
例年にくらべて極端に雪の少ない北陸に対し、関東一円は未曾有の大雪に見舞われた2月。不順な天候の中、乱れっぱなしの交通機関をなんとか乗り継ぎ、16日に向かったのは九州鹿児島市、江戸時代からの武家屋敷などが残って薩摩の小京都とも言われるこの町を拠点に頑張っている「知覧無双太鼓」の内園さんの結婚式でした。太鼓を通じて結ばれたというお二人、どうか「どんどんお幸せに」と願うばかりです。
その足で、鹿児島太鼓連合の20周年記念公演と式典へ。永年、連合をまとめてきた脇元勝巳さんとは40数年来のおつきあい。懐かしいお姿を拝見して、思わずこみ上げてくるものを覚えながら、20年間のご苦労を労いつつ、どうかこれからもご壮健でおられるよう願って鹿児島をあとにしました。
翌週22日は北海道苫小牧で「和太鼓ZINKA」の自主コンサート。普段はケンカばかりといいながら、いざ太鼓に向かうとこの上なく息が合う兄の仁裕くんと妹の綾花さん。若い二人がコンビを組んで3年、それぞれに持っているきらり光る個性をさらに磨き、長所も欠点も自覚しながら周囲のアドバイスにも素直に耳を貸し、謙虚な姿勢でステップアップして地元登別また北海道に二人の太鼓を根づかせていってください。応援していますよ。
翌週は都内で「ともろう」内藤哲郎さん武田朋子さんによる「CDはるばる」発売記念ライブ、見事な呼吸のあった演奏で来場者を満足させました。今後のご活躍お祈り致します。
月があけて3月2日、能登半島七尾市を拠点に活躍している「香島津太鼓」の10周年記念式典。当初はたった3人でスタートし、今は20数人の大所帯となったチームを率いる葛原伸二さんは、挨拶の中で「10年前に始めて太鼓を購入した時、嬉しくて太鼓を枕元に置いて寝た」と振り返り、その言葉に私も感動。
これまで山本寛斎さんのスーパーショーやエクスタジアなどのイベントにも出演協力いただいた香島津太鼓さんの確かな10年の歩みに、心からの拍手を贈ったひと時でした。
そんな慌ただしい中で雛祭りも過ぎ、地熱も高まり少し木々の新芽がふくらむそんな風景を眺めて新たな活力をもらいながら、ひたすら明日へと頑張るのみです。
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