2014年4月 8日
桜を眺めながら
20度近くの汗ばむような日もあれば、みぞれ交じりの氷雨の日もあり、寒暖の差の激しい今年の春ですが、日本列島に桜は順調に花開いているようで、我が社の桜もただ今7分咲き。今週いっぱいが見頃で、来週には若々しい緑の葉っぱが枝先に顔を出すことでしょう。 同じように太鼓の世界も少しずつ変化している気配を感じる今日このごろ。ベテランから若手への世代交代や、新たな表現を目ざす打ち手の登場などを耳にするにつけ、、、、、、、
最初の一歩を踏み出すのは大きな勇気が要りますが、その踏み出した道を究めることはさらに難しいもの。というのは、先日、所用で栃木県に行った際、日光東照宮に立ち寄って徳川家康公の墓所に参拝。雪のちらつく中、一人手を合わせていると、ふと心に感じるものあり。基礎を築くのは大事なことだが、それを継続することの難しさ。芸も会社経営も同じことで、始祖が築いたものをどう守り、育てていくか。結局は地道に一歩ずつ歩みを重ねていくほかないと、あらためて肝に銘じたひと時でした。
社屋の前には春前に伐りだした大径木が入荷し、やがて太鼓になる日を待っています。 その「やがて」に向かって、、、、、
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