2014年5月15日
富士山のように雄々しくありたいと
ケヤキの若葉が燃えるように輝き、枝も梢も毎日数センチは伸びているのかに見えるこの季節。私たち人間も爽やかな風を受けて、確かに生きていることを実感できる季節です。
先週は、太鼓を配達にキャラバンで相模原へ。 途中、中央自動車道の甲府あたりで運転席の正面に雄大な富士山が姿を現し、運転の疲れもどこへやら。目を奪われるような堂々とした自然のすごさに圧倒され、日々ただあくせくとせわしなく走り回るだけの我が身を反省したひと時でした。
今回の相模原行きは、とりわけ心に残るいきさつがありました。東京都品川区にお住まいの高橋さんが先祖供養として相模原市の見冨士善勝寺に太鼓を奉納されたのですが、お聞きしたところでは数年前にテレビで我が社の存在を知り、「奉納するなら浅野太鼓しかない」と思われたとのこと。たった一度画面を通じて見ただけの我が社に全幅の信頼をおいてくださり、高額の太鼓をご注文くださったことがただただ嬉しく有難く、お届けはぜひ私がと、ハンドルを握ったのでした。
初めてお目にかかった高橋さんも、善勝寺のご住職もともにおだやかな人となりで、末永く太鼓を大事にしてくださることが感じられました。高橋さんのご信頼に報いるために、そして今後とも多くの皆さんに「太鼓なら浅野」と名ざしていただけるよう、さらに精進していきますので、どうかよろしくお願いいたします。
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