2014年9月25日
海外の皆さん、「太鼓の里」でお待ちしています
この夏から、滞在型のホームスティという形で、海外からの研修生を受け入れる「外国人向け短期集中型太鼓レッスン」のシステムを開講しました。その第一弾の受講生が、9月３日から５日まで２泊３日のスケジュールで我が社に来てくれました。一行は、カナダ、USA、メキシコなどからの総勢26人。太鼓のワークショップをはじめ、敷地内見学や本物のケヤキと牛の皮を使ったミニ太鼓づくりなど盛りだくさんのプログラムを体験し、夜は練習場に隣接する宿泊所で合宿。各室ともちょっと窮屈な部屋割りでしたが、皆さんとても喜んで3日間を過ごして行かれました。
思えば30数年前に「太鼓の里構想」を打ち立て、練習場での合宿を受け入れた時に、大太鼓の下で眠った人が「枕元に大太鼓を置いて寝るのが永年の夢でした。今、夢が叶ってこんなに嬉しいことはない」と、嬉々として話されたことが今も耳に残っています。今回の太鼓スティを受け入れたことで、あらためて太鼓の里の原点に戻ったような気がしています。これからも宿泊しながら「太鼓」を実感し、思い出として残してくれる人がたくさん来てくれることを願っています。
2014年9月 9日
野尻湖にて仰ぐ月
今宵は『中秋の名月』
すみきった夜空に雲ひとつ
月は満ちて欠けて また満ちる
人生 良いことがあれば悪いこともあり
友人の諸行無常無事祈る
合掌
2014年9月 5日
来年こそ太鼓祭の実現を！
9月、実りの秋です。我が社の近辺の田んぼでもあちこちで稲刈りが始まり、収穫の喜びが伝わってくるようです。
こんな晴天続きに惜しまれるのは、8月23日に開催されるはずだった「知多半島太鼓祭」。当日、野外会場のあった南知多町はバケツをひっくり返したような大荒れの天候に見舞われ、実行委員会はやむなく中止を決定。急遽、屋内で太鼓コンクールと交流会だけが実施されました。実行委員会の中心にいるのは「知多半島和太鼓こころ会」代表の籾山祐子さんで、太鼓で地域おこしをしようと熱心に活動されています。そうした日ごろの努力を知っているだけに、太鼓祭の中止はなんとも残念でしたが、必死に会場を走り回る籾山さんの姿は、私だけでなく大勢の人が心を打たれたことでしょう。どうかこれからも愛知県を太鼓で元気づけてくださるよう、頑張ってください。