2014年11月 6日
11月、日本各地に太鼓の音が響く
11月に入り、朝晩はめっきり冷え込むようになった今日このごろ、かねてより棚上げになっていた6尺9寸の大太鼓を、ようやく阿蘇市の太鼓堂に納めることができました。実に足かけ数年の大仕事、途中何かとアクシデントに見舞われながらも、ようやく堂内に鎮座の運びを遂げ、何はともあれ依頼主さんに感謝、感謝です。どうもありがとうございました。
そんな幸先の良い九州行きで始まった今月は、8日・9日に伊勢神宮周辺で「神恩感謝日本太鼓祭」、同じく9日に福島県では斎藤通夫さん率いる「愛宕陣太鼓連響風組結成20周年記念公演」、群馬県では藤岡市制施行60周年記念事業を兼ねる「太鼓エモーション」、16日には東京で関根まことさんらによる「太鼓笑人めでたい公演<狐狂伝来〜ぞめき〜>」、東京都太鼓連合15周年記念公演「東京の太鼓」、長野県で今福優さんや加藤木朗さんによる「凸拍子」、21日には宮城県で髙橋兄弟による「atoa段-DAN-」と、目白押しの舞台。
各公演のチラシが次々に届く中、北海道の「北海道くしろ蝦夷太鼓保存会」さんからは、このほど刊行された新書「くしろの太鼓」が送られてきました。同保存会を中心に北海道釧根地域の太鼓の歴史を克明に追った貴重な記録書で、執筆・編集された皆さんのご苦労を思いつつ、ぜひ多くの皆さんに読んでいただけたらと願った一冊でした。
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