2015年4月 9日
今年の本屋大賞は愛読書の「鹿の王」!
桜の花も咲き始め、いよいよ春本番!と思ったのもつかのま、ここ2〜3日は冬が戻ったような寒さ続き。桜もさぞ寒かろうと心配になります。
さて、皆さんは「本屋大賞」を知っていますか。「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本」をキャッチフレーズに、全国の本屋さんの店員さんが、今年一番おすすめの本を投票して大賞を決めるのです。その本屋大賞2015が昨日発表され、なんと、私が今年一番熱中して読んだ「鹿の王」(作者は上橋菜穂子女史)が選ばれました! 昨年秋にヨーロッパに旅立つ際、成田空港で何気なく買い求めたのですが、ついつい忙しくて読むヒマもなく、やっと今年3月になってページを開いた本です。ところが読み始めると面白くて止まらず、夜更かししながら読み終えた上下巻。モンゴル一帯の架空の国々が舞台の壮大な物語で、強い国、弱い国、それぞれの国のさま、生き残る手段など、まさに血湧き肉躍るストーリー。かつて太鼓の音がどこまで届くか実験にモンゴルの大平原を訪れた時のことなど思い出しながら、興奮して読みました。
感動した本が大賞に選ばれ、しかも受賞の前に読んだことが嬉しく、今日は朝から元気をもらったような気分。次は何を読もうか、また本屋さんに行くのが楽しみです。
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