2015年6月25日
アメリカで太鼓の進化におどろき
今月11日から14日まで、アメリカ・ラスベガス市のネバタ州立大学を会場に、北米太鼓カンファレンスが開催。アメリカの太鼓が現在どのように進化しているのか、実態を見たい・聞きたい一心で参加しました。
驚いたのは、ワークショップ一つとっても、実に体系的なプログラムが組んであり、トーク、指導、音符を数値化したような楽譜の工夫など、ありとあらゆる点で日本のワークショップとは大違い、日本の遙か先を行っている感じでした。また演奏にしても、テクニック向上の努力、技を生み出す探求心がひしひしと感じられる見事な演奏力で、またまたびっくり。
おしなべて日米の太鼓を比較すると、日本の太鼓は精神を突き詰めたものを表現するパターンが多いように思いますが、アメリカの太鼓は、自分も楽しみ、聞き手も楽しませる音楽の太鼓。そのアメリカの太鼓が、今後どこまで進化するか。そう思いながら太鼓を堪能した4日間でした。
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.asano.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/9638
コメントする