2016年4月25日
熊本地震で被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
4月14日21時26分に熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生して以来、今日で10日目。いまだ地震活動が続いている九州の皆さまには、心よりお見舞いを申し上げます。
はからずもその三日前から熊本・大分方面に出張し、13日に帰社したばかりだっただけに、14日以降に報道を通じて知った被災地の惨状には目を疑うばかりで、あののどかだった熊本城や熊本街道、風情ある吊り橋や鉄橋などの被害の様子を見るにつけ、胸がつぶれる思いです。
ことに被害の大きい益城市には、先代からおつきあいのある高柳さんがおられ、地震の第一報後に電話したところご無事を確認できてほっと安心。とはいえ、熊本、大分の両県には懇意にしていただいている皆さまが多く、一日も早く事態が収束するよう祈るばかりです。
こんな時に現地の皆さまに対してどのようなお手伝いができるか思い迷うばかりですが、ともかく太鼓に被害を受けられた皆さまには無償で張替をさせていただきます。どうかご連絡をくださるようお願いいたします。
2016年4月 4日
青梅で人生の先輩の元気に感動
青梅で永く太鼓団体「鼓代神」を率いてこられた伊藤芳男さんが、3日、「鼓希記念コンサート(祈り)」を開催されました。鼓希は=古希で、昔ならば「古来稀なり」といわれた70歳の節目。ところが70歳といえど、毎年青梅マラソンに出場と思えば、沖縄まで行ってシニアマラソンにも出場するほど元気闊達な伊藤さん。今回のコンサートでは太鼓はもちろん、トランペットに篠笛まで自在に演奏する芸達者ぶり。しかも大太鼓には赤ふんどしで立ち向かい、会場から拍手かっさい。両脚の太ももはビワの実のように筋肉がつき、鍛え上げたムダのない肉体にもおどろき。自分を厳しく律し、日々の鍛錬を怠らない伊藤さんの姿勢に、ただただ敬服あるのみ。さらに我が社製の太鼓を舞台に並べ「これが本物の太鼓、これが本物の響き」と、客席に紹介してくれ、一木づくりの太鼓の音の良さをアピール。その心づかいも嬉しく、伊藤さんの今後のますますのご壮健とご活躍を祈った舞台でした。伊藤さん、鼓代神の皆さん、お疲れ様でした。