2016年12月 5日
若手の活動が和太鼓文化の底上げに
睦月、如月と始まった今年のカレンダーも、霜月を過ぎていよいよ最後の師走。毎年同じ感慨で恐縮ですが、今年も本当に早い一年でした。
そうした中、この一年はことに若い打ち手の活動が目立ったように思います。これまで折々にご紹介してきましたが、ほかにも直近では11月、神戸の政本憲一さんが高槻市に太鼓教室「和太鼓政や」をオープン。また愛知県西尾市では山田純平さんが和楽総合芸術集団「熱響打楽」を立ち上げて、旗揚げ全国ツアーをスタート。それぞれにプロ意識をたぎらせ、新たなうねりを起こしていることは、まぎれもなく和太鼓文化の底上げとなり、まことに頼もしい限りです。
もちろんベテランの打ち手の皆さんも負けじとばかりに各地でコンサートやコラボレーションを繰り広げ、太鼓界を熱く燃やしてくれた一年でした。残すところあと3週間の間にも興味深いコンサートや太鼓祭があり、年末まで目が離せない状況です。
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