2018年12月10日
今年も一年、お世話になりました。
早いもので、いつのまにか師走も半ば。振り返ると今年もいろんな太鼓シーンに出会い、多くの方々にお世話になりました。ありがとうございました。直近では2日に「さいたま和太鼓振興会」の公演「さいたま太鼓エキスパート2018」にお邪魔し、「埼玉和太鼓枇魅鼓」元代表の齊藤さんにお世話をいただいて皆さんと懇親を深めてきました。ありがとうございました。
また7日には大分県を拠点とする「DRUM TAO」代表の藤高郁夫さんのご子息の結婚式におよばれし、若い二人の門出を参列者の皆さんとともにお祝いしました。華美な演出のない自然体の披露宴はかえってあたたかく心に残り、誰もが二人の幸せを心から祈ったことでしょう。どうか末永くお幸せに。
そして9日は、毎年恒例の「山祭り」。木に関わる仕事をしている人が、山と木の神様に山の恵みを感謝する行事で、加賀一の宮と崇められる白山比咩神社に社員全員で参拝。今年一年の恵みに感謝するとともに、来年の恵みと無事故を祈願してきました。
そうした合間に、今年もたくさんの本を読みました。学問のない自分にできるのは、本を読んで少しでもものを知ること。そんな思いで2週間に1冊は読破することを心掛けて40年。私の中での今年のベスト1は、ダン・ブラウン著の「オリジン」。キリスト教にまつわるストーリーの中にルネッサンスの物語が繰り広げられ、まさに知識の宝庫のような本。そして第2位は、吉川英治の「日本太平記」。古い作品ですが、あらためて読み直してみるともののふの栄枯盛衰がひたひたと胸に迫り、新しい感動を覚えた一冊でした。
さて、10日からは明年春に太鼓を納める中国南京へ、下見の旅。時速300kmの上海・南京高速鉄道に乗って、中国の仏教寺院を見聞してきます。ではまた。