2019年4月25日
いよいよ新しい元号へ
「平成」も残すところあと4日となり、いよいよ新元号「令和」が近づいてきました。今年72歳の私は昭和、平成と二つの元号を生きてきたわけですが、新しい元号を前に、二つのできごとを思い出しています。
一つは、まもなく退位される美智子皇后にまつわる思い出。皇后がまだ妃殿下の時代、主宰された「世界女性会議」で太鼓を演奏させていただいた焱太鼓に、思いがけずにお言葉をくださり、裸足で太鼓を打ったことにたいそう驚かれていたこと。
もう一つは、まもなく即位される新天皇が浩宮様とよばれていた昭和61年、旧松任市に御来駕の折、我が社で製作した6尺の大太鼓「大和」を手ずからお打ちになられた頼もしいお姿。今もありありと思い出します。
思えば昭和、平成は、太鼓文化が黎明期から成熟期まで成長した時代。太鼓に関わる思い出は数知れず。そして、すべての国民が幸せになるようにと願いをこめた令和の時代、どうか日本の平和が続きますように。進むべきことは進み、守るべきものは守れる日本であって欲しいものです。「平成ありがとう、令和よろしく」。
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