2019年12月 1日
まもなく師走。今年も良材を入手しました!
11月もいよいよ末になり、寒波の襲来を間近に感じるようになりました。毎年この季節は各地で原木市が開かれ、良材を手に入れるため東奔西走するのが恒例。今年も質の良い材木を確保することができ、4〜5年先に太鼓として日の目を見ることを思うと、一本ずつがとてもいとおしく見える今日このごろです。
そんな中、18日に八潮太鼓25年公演が行われました、橋口さんのお父さんからのお付き合いで立派に成長したお姿を彼方からご覧になり、さぞ喜んでいらっしゃる事でしょう、22日は長くおつきあいいただいている舞踏家の麿赤兒さんの公演を拝見。昨年「第一回種田山頭火賞」を受賞されたことにちなみ、「漂白の詩人」とよばれた山頭火の生き様をモチーフにして舞踏劇に仕立てた舞台は、全10シーン。非日常の妖しい世界に、ふっと我を忘れたひと時でした。
翌23日は、レナード衛藤さんがドイツからの撮影隊と一緒にご来社。終日にわたって太鼓づくりの様子を撮影され、そのこだわりの深さに感心。またレオさんの「失うものあれば、得るものあり」という言葉も重く受けとめ、独自の演奏スタイルを築き上げたレオさんの姿にあらためて逞しさを感じた次第です。
さらに翌24日は、愛知県西尾市で「山田純平×熱響打楽」のコンサート。今もっとも人気と勢いのあるチームの一つで、1800の観客席が満席。前回にも増して進化した舞台にあらためて拍手を贈ります。お疲れ様でした。
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