2020年9月 2日
おついたち参りに思う
毎月、月の初めの一日(ついたち)は、白山市の守り神である白山比咩神社の「おついたち参り」に参詣するのが私の恒例行事。今月は、秋とはいえどまだまだ残暑厳しいながら、心なしか先月よりも人出が多いような。長引くコロナ禍もあり、神に祈り、日頃の感謝を捧げるのもおついたち参りの意義だろう。
さて、拝殿には、毎月「今月の言葉」として、故事にまつわる教訓をしたためた紙が置かれているのも恒例。ちなみに今月は「自(みずか)ら恃(たの)みて人を恃むことなかれ」。中国戦国時代の思想家、韓非子(かんぴし)の言葉で、意味は「私たちが一番に信頼し、頼りにすべきは自分自身。人に助けてもらうのは大切だが、それに頼ってばかりではいけない。何ごとも自身をもって困難に挑戦していく力をつけよう」ということで、その通り、いざとなり、頼りになるのはやはり自分自身。日頃からそう思っていてもついつい弱気になりがちですが、はっきりと文字を目にして、あらためて決意を強くしたお参りでした。
雲竜の如 まさに雲竜の如く
日本は今、政局の転換期で、総理としての在職期間が歴代の中でもっとも長い安倍総理にかわり、誰が頂点に立つのか混迷していますが、私たち国民の願いはただ一つ、この日本という国がどうか良い方向に向かうように。誰であれ、確固たる信念と思想をもって、国政の舵をとって欲しいものです。
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