2022年1月21日
今日からまた新しい人生を
白山市には太鼓をはじめ、牛首紬や加賀獅子頭など7種の伝統工芸の技法が受け継がれ、石川県では金沢市に次ぐ工芸都市であることはあまり知られていないようです。そこで白山市の工芸の発展と継承を目的に、一昨年「白山市伝統産業振興会」を設立。12日から16日まで「第2回白山市の工芸展」を開催し、多くの観覧者に来ていただきました。ヒノキの板を薄いリボン状に削ったヒンナでコースターを編む体験や、昔ながらの機織り機でパッタンパッタンと布を織る体験、キリ材で造形した獅子頭に色づけする体験、ミニ太鼓づくり体験なども賑わい、昨年に続いて市民の皆さんに理解を深めていただいたことは大きな収穫でした。後押ししてくださった白山市、文化振興課、産業部商工課、観光課の皆さんも、どうもありがとうございました。
さて、今日は1月21日。私の75回目の誕生日です。昨年は、永年にわたって手をかけて育てあげた「太鼓の里」をあけ渡すなど激動の年で、精神的に動揺した日々もありましたが、今となっては移転した「太鼓の泉響和館」にすっかり落ち着き、穏やかな気持ちで誕生日を迎えることができました。別の言い方をすれば、新たな気持ちで誕生日を迎えたわけで、今日からまた新しい人生が始まるような心地です。そこでこの再生の誕生日にちなみ、私の人生のこれまでのこと、これからのことを、整理しながら連載という形でまとめてみたいと思います。このブログを愛読くださっている皆さん、しばらくおつきあいいただければ幸いです。タイトルは「昭利の一本道」。皆さま宜しくお願いします。
「昭利の一本道」 https://www.taiko.or.jp/akitoshi/
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