2022年2月 2日
待望の二つのコンサート
コロナ禍においても粛々と時は進み、早くも今日から2月。一年のうちでもっとも寒さの厳しい時期。読者の皆さんには、くれぐれもお体大切にと祈るばかりです。
こうした中でも、どうしても自分の目と胸に納めたい太鼓コンサートあり、万全の態勢をとって出かけています。1月中ごろにはTAOのコンサート。このところ何かと話題にのぼることもありましたが、メンバー一同「負けるものか」の気概がみてとれた舞台で、客席の皆様は熱い視線を送っていました(拍手)。行ってよかったと思えるコンサートでした。
そして今月、4日にはサントリーホールで林英哲さんの古希にちなんだコンサート「祝歳の響宴 絶世の未来へ」。古希は70歳。未だかつて古希を数えてもコンサートをおこなった太鼓奏者は誰一人なく、そしてこれからも現れることはないだろう、希有な舞台。体力的にも精神的にもこの上なく厳しいであろう状況に果敢に立ち向かい、まさに「絶世」の舞台を見せていただくことを、デビュー当時からおつきあいをいただいている者の一人として、とても楽しみにしています。
続いて9日には、中野サンプラザホールで舞太鼓 あすか組創設30周年公演、飛鳥大五郎さんが、新作「敦盛」を公開されるとのご案内。こちらも今の社会状況の中、新しい境地を見せていただくことを期待しつつ、二つの舞台がこれからの太鼓文化を牽引していく予感をひしひしと感じている月の初めです。
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