2023年6月 1日
楽しみながら現場で汗
ここしばらく慌ただしい毎日が続き、ふと気がつけば5月も今日で終わり。なんとしたことか! 時の過ぎゆく早さに驚くばかり。
そういえば近ごろの太鼓界の様子は、コンサートに足を運ぶよりも、インスタグラムやSNSで情報を得るのが主流とか。その手っ取り早さは、まさに時代の流れ。だが、いったん田園風景に目をやれば、つい先日田植えを終えたばかりの苗が、しっかりと大地を踏みしめて着実に成長している。いかにもシンプルで愚直だが、人生、まさにこうありたいもの。私もシンプルに、今は太鼓職人の原点に返り、日々、革の張り替えに力を入れている。依頼を受ければ、頼られているという実感があり、楽しみながら現場で汗を流している。いささか筋力は衰えたが、もうしばらくは楽しませていただこうと思っている。
またお知らせがあります。
6月4日に小江戸川越和太鼓響さんの20周年記念公演「祝祭の慶び」があります。会場はウエスタ川越大ホールで、12時開演です。私もそこに参加していますので、お見かけしましたらぜひ声かけてください。
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.asano.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/11076
コメントする