2023年7月 7日
新聞記事で晴れやかな心地に
陶芸の盛んな石川県ではありますが、ことに茶陶に先鋭化しているのが、金沢市に窯を持つ大樋焼。現当主は十一代大樋長左衛門氏。先般、優れた芸術活動を表彰する第79回日本芸術院賞に選ばれ、今月3日、東京上野の日本芸術会館の授賞式に出席されたとの記事が当地の新聞に掲載されました。
長左衛門氏とは1999年の財団法人浅野太鼓文化研究所設立時から理事に就任していただき、以来、まことに長いおつきあい。陶芸のみならず、造形やデザインにも才を発揮され、また金沢の文化向上に関わる会議でも一家言を有しておられる多彩な人物。氏のご活躍を見聞するたび、私も少なからず元気をいただいている間柄です。
(1997年 浅野-EX 「UCHIDA HIGERU OHI TOSHIO」にて)
新聞記事によれば、授章式では天皇・皇后両陛下から祝福を受けられ、10月から石川県で開催される国民文化祭について「楽しみにしています」と笑顔をいただいたとのこと。両陛下と談笑している写真も掲載され、人ごとながら、私自身の慶事のように嬉しい気持ちで拝見した記事でした。大樋さん、まことにおめでとうございました。
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