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壱鼓 / 羯鼓 / 三ノ鼓

平安の昔から、宮廷で奏でられる楽器として伝承されてきた楽器。
[壱鼓](左上)
中国から伝来した鼓は小さなものから順に、一鼓、二鼓、三鼓、四鼓の4種類があり、そのうち一鼓と三鼓が「壱鼓」と「三ノ鼓」とよばれて雅楽に用いられるようになりました。
壱鼓は左方の二人舞に用いられ、紐で首に掛けて打ち鳴らしながら舞います。

[羯鼓](右上)
胴の形が鼓と異なり、中央部がふくらんでいます。管弦と左方の舞楽に用いられ、演奏は台の上に横置きにのせて、先端が棗形をした2本のバチで打ちます。
合奏の指揮者の役目を持ち、曲のリズムやテンポを統括する楽器であることから、楽長などの経験豊富な奏者が担当することになっています。

[三ノ鼓](下)
右方の舞楽に用いられ、合奏ではテンポとリズムをリードする役目をもちます。床に横たえて左手で調緒をおさえ、右手に持ったバチで片面のみを打ちます。
  • サイズ / 価格

    ※写真と実物では、色味が若干異なる場合がございます。

    壱鼓
    革口径 全長 価格(税込)
    8寸(24cm) 1尺2寸(36cm) 別途お見積もり
    ※仕様 胴:本金箔極彩色 調緒:上麻

    羯鼓
    革口径 全長 価格(税込)
    8寸(24cm) 1尺1寸(33cm) 別途お見積もり
    ※価格は、台が含まれています。
    ※仕様胴:本金箔極彩色 革面:胡粉化粧仕上 調緒:革紐

    三ノ鼓
    革口径 全長 価格(税込)
    1尺1寸(33cm) 1尺3寸(39cm) 別途お見積もり
    ※仕様 胴:本金箔極彩色 調緒:上麻
  • あなたに馴染むバチ選び

    一般的に、ソフトな音を出すには軟らかく太めのバチを、シャープな音を出すには硬くてやや細めのバチを使用します。
  • バチ オーダーメイド

    もっとも硬いのはカシ材で、軟らかく手に馴染みやすいのはヒノキです。 各種1組よりオーダーメイドにてバチをお作りしております。
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